私たちが今すべきことは何か?②

地元で採れた古着から綿を回収

新しいブランドの企画を進めるにあたり、地元鎌倉にゆえんのもので、みんなに喜んでもらえる意味のあるものを探しました。

当初はペットボトルを回収、そこから糸を作り、その糸で素材が作れないかを考えましたが、鎌倉市では回収したペットボトルは全てペットボトルの再生産をしていることが分かり、
そこから衣料品の素材にしても、そのサステナビリティを壊すだけだと分かり断念しました。

そこで目を付けたのが綿素材。
このエリアで集められる古着や古布の再利用でした。
確かにウエスや工業用の中綿にはなっているものの、洋服の原料として戻すことが出来ていませんでした。

みなさんが良く見るリサイクルコットンというのは、ものの生産をするときに残った端材を活用したものでプレコンシューマーという動き。
これに対して、一度商品として販売消費されたものを再度利用するのが、ポストコンシューマーという考え。

元々、長い間、デニムの開発とジーンズカジュアル商品の企画生産をしてきた私にとっては一番利用すべき原料です。

本当に、これらのものから原料が作れるのか、そこから私たちのブランドはスタートしました。

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